お葬式を見たら話さなくていい。好きなふたりは、行ったり来たり。

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お葬式 僕らは、短い夏を駆けぬける。

「雫さんのやりたいようにやって下さい。」

義父母は私に丸投げで全ては私次第…

生きていくのにもお金はかかるけど、死ぬのにもこんなにお金がかかるなんて…

それじゃなくてもダンナを出張先からここまで搬送するのに20万かかり、私たちの往復の交通費も合わせれば昨日一日だけで30万近い出費…
そして葬儀代がザッと見積もっただけで三桁超えなんて…
ダンナの度重なる転職でずっと厳しい生活を強いられてきた我が家にとって、その金額は簡単に払える額ではない。
そんなダンナの仕事も昨年あたりからようやく安定してきて、これで少しは貯金に回せるお金が出来るとホッとしていた矢先の突然死…
これでまたマイナスの生活に逆戻りだ…
哀しみから現実に引き戻された途端、生活の不安が一気に押し寄せた…

「この金額の3割増なんてとてもムリです。小林さんが担当されている斎場で葬儀をお願いします。」

出来ることなら慣れ親しんだ近所の斎場からダンナを送り出してあげたいという気持ちに変わりはない。変わりはないけど、  私と娘たちはまだまだこの世で生き続けなければいけない。
この世を卒業してしまったダンナに、たくさんのお金をかけて送り出すだけの生活の余裕がないのだから見栄を張っても仕方がない。
結婚式にしてもお葬式にしても、素晴らしく豪華に飾り立てたお式は結局自己満足なのかもしれない。
以前友人と結婚式のときの話をしたことがあった。その昔、友人は有名ホテルで豪華な挙式をあげたらしい。何百万円というお金をたった1日の為に使ってしまって、今思うととてももったいないことをした、挙式にあれだけのお金をかけるなら、もっと新生活にお金をかければ良かったと溜息まじりに話していた。
豪華な挙式は話しのネタにはなるけど、招待客のココロに残る挙式になったかどうかは豪華とは関係ない。
ダンナはまだ早すぎる…惜しまれる年齢で突然亡くなったわけだから、慎ましやかでも良いお葬式だったと言われるような葬儀にしてあげよう…

「とりあえずどれだけの数のお花が届くかはわかりませんが基本の祭壇だけにしてみます。」

小林さんにそう告げると見積りをもう一度作り直してくれた。最初に提示された金額よりも若干下がったけど、それでもかなりの大金だ…

「ご家族様はお忙しいと思いますので死亡届けは私が役所の方に提出に行ってきます。こちらに今後の手続きに関してまとめたものがありますので目を通しておいて下さい。」

小林さんから手渡された用紙に書かれた手続き一覧にザッと目を通しただけでめまいがしそうだった。人がひとり亡くなるのはもちろん大変だけど、『世帯主』が亡くなるということがここまで大変だとは…
今まで夫婦ふたりで働いてなんとか成り立っていた生活がこれからは私ひとりの稼ぎになってしまう。次女だって大学に進学させなくてはならないのに…

私たちは一体どうなってしまうんだろう…

これからの生活の不安で、私のココロの中の哀しみは徐々に打ち消されていった…


お葬式 関連ツイート

新潟→東京戻り中。
母の通夜は明日でお葬式は明後日になりそうだけど猫たちも心配なので、これから当分は連日の往復になりそう。
今日予定していた中学の同期会はキャンセルしてもらったけど、年一度の高校の同期会と違って次またいつあるかわか… https://t.co/pfScu00toM
RT @anonymous201504: 【野党審議拒否】野党の女性議員達がセクハラ抗議の意味を込めて黒服を全員が着用~ネットの反応「ハリウッドの真似か…キモっ」「テレ朝にも黒服で抗議しにいけ!」「自分達のお葬式用の喪服ですか?」 https://t.co/y1i2mWM3uR
 2018/04/21 09:59 a2lackijfn3l
俺の服を見て親が一言
「お葬式なん?」

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