お葬式が好きな奴ちょっと来い

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お葬式 CARE&CUREで人と向き合う。

 今回、『モンテッソーリ教育で伸びる子を育てる』を執筆していて、ふと 「私はどうして教育に関心を持つようになったのだろう?」 と考えた。 なぜなら、私の両親は別に教師でもなかったから。  でも、若い頃は別に意識もしていなかったのだけど、父方にも母方にも、親戚に教師が実に多いのだ。  父は、三重県の出身。 父は、先祖は神主で、しょうゆの醸造などもやっていた、結構大きな家の三男坊の長男として生まれたが、3歳の時に両親を亡くし、本家に引き取られて育てられた。子ども時代はずい分やんちゃだったらしいが、親を亡くした3歳の男の子を育てるのは、さぞやたいへんだったろう。もちろん、成長するにつれて、父は父で気兼ねもしたことだと思う。父は一人でなんでもできる、とても自立した人だったのだけど、そういう生い立ちだったからだろう。 私が物心ついた頃には、本家にはおじ夫婦と、私が「お兄ちゃん」と呼ぶ4人の息子がいた。実はそのおじが英語の教師、4人の息子の長男も教師で、後に校長先生になって、地元史の編纂に携わったらしい。 次男は当時はNHKの記者だったが、やはり後に教師になっている。 3男は、私が中学生の頃は医学生で、その後三重医大の医師になった。周りの先生たちからとても慕われたいい先生だったみたいだけど、若くして亡くなってしまった。お葬式には、たくさんの三重医大の先生達が弔問に来られていたのを覚えている。 そして、私より6歳上の4男は大学生だった。 昔は、本当に大らかだったようで、なんと、教師のおじと4人の息子(NHKの記者だった2男はほとんど家にいなかったけど)で、自宅の敷地内で塾をしていた。教師の副業をとやかく言われることはまだなかったんだろうね。 私が中学生の頃、夏休みには、たくさんの生徒が、庭に建てられた教室で、おじやお兄ちゃん達に教えられていた。多分科目を分担して教えていたのだと思う。私も一緒に勉強したかって?とんでもない、おじの家には遊びに行ってたんだもん。(^▽^)/ その塾は4男が引きついで、今もやっている。おそらく三重県で1,2に古い塾ではないかと思う。  一方、母は鹿児島の出身。 母の父は、小学校の校長で、男尊女卑の強い鹿児島で、「女性も仕事を持つべき」という革新的な考えを持っていたらしい。 だけど、そんな革新的な考えを持っていたから、へき地の小学校にばかりに行かされていたと、いつか母が言っていた。やっぱりなぁ。 そんな考えの祖父だからか、祖母も女学校の先生で、○○小町と言われたとてもきれいな人だったらしいが、母が2歳の時に、産後の肥立ちが悪くて亡くなっている。会いたかった、残念! 祖父は、その後再婚して、その祖母は100歳まで生きている。この祖母、華族の出身で、おつきの人に連れられて学校に行くようなお嬢様だったらしいのだけど、祖父と再婚して子どもを5人も生んでいる。しかも、祖父が亡くなった後、女手一人で子どもを育てた、たくましい女性だ。 私が高校生の時に遊びに行った時には、庭で飼っていた鶏を絞めて、食卓に出してくれた。昔の女性は本当にすごい!私が会ったのは、この祖母だけで、祖父と母の実の母親は残念ながら知らない。今のように医学が進んでいない昔は、亡くなる人も多かったものね。 で、母の腹違いの弟二人も教師なのだ。上の叔父も、校長先生になっていたようだが、病気で倒れて、長い間の寝たきり生活の末亡くなった。下の叔父は、音楽教育で鹿児島では結構有名な先生らしい。豪快でとても面白い叔父だが、すでに引退している。  実は、父と母は恋愛結婚。三重県の父は、大阪に出るか名古屋に出るか迷った末、大阪に出てきたそうだ。母は、再婚した父に反発して大阪に出て来ていた姉を頼って、大阪に出てきた。 そんな二人が出会ったわけだけど、実は母方も祖先は神主だったらしく、神道なのだ。神道同士が知り合って結婚するっていうのも、なかなか珍しいのではないかと思う。だから、うちには仏壇ではなく神棚があった。子どもの頃は、友達に家にある仏壇がなかったから、どうしてだろうと思ったこともあったけど、母は毎日神棚にお水とご飯をあげていた。  まあ、これが私のそう遠くはないルーツかな。父も母も、おそらくどちらの親戚縁者も、真面目で商売やお金儲けは下手。ただただ、子ども達と接して、子ども達に何か大切なことを伝えることを使命とする。そのことに、喜びを感じるようなDNAかな。 時々、早くに亡くなって無念の思いをしただろうおじいちゃんに、背中を押されているかなって思うこともある。残りの方がずっと少なくなってきている人生だから、頑張らなくちゃって改めて思う今日この頃。 時にはこうして、自分のルーツに思いをはせよう。だんだん記憶が薄らいでいくから、こうして残しておきたいと思う。  平川裕貴著書『モンテッソーリ教育で伸びる子を育てる』2018年1月出版 楽天ブックスで予約可能『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』『グローバル社会に生きる子どものための‐6歳までに身に付けさせたい‐しつけと習慣』 


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RT @mutu70: @onmithu2013 @senkaku2011 今日はお葬式のパフォーマンスですか。
【野党審議拒否】野党の女性議員達がセクハラ抗議の意味を込めて黒服を全員が着用~ネットの反応「ハリウッドの真似か…キモっ」「テレ朝にも黒服で抗議しにいけ!」「自分達のお葬式用の喪服ですか?」 https://t.co/FMT2MsYAT1
兄が「なんで女って結婚式にこだわるんだろう」って言ったとき奥さんが「あのね、親戚とか友達とか自分の大事な人達がみんな集まってくれるのは人生で3回しかないんだよ。生まれたときと結婚式とお葬式。その中で記憶に残るのは結婚式だけでしょ?」って。なんか心に響いた。そんな朝でした。

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